タイと日本の国籍を持つ立松里奈が夢の舞台に立つ

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 事前情報（29日）◇チャンピオンズリトリート（ジョージア州）◇6310yd（パー72）

大会初出場の20歳・立松里奈が取材に応じ、「ずっと出たかった夢。今年出場できてすごくうれしい。楽しんで、自分のベストでできたらいい」と意気込みを語った。

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タイ人の父と日本人の母を持ち、愛知県名古屋市で生まれた。3歳でタイに移住し、「いい運動になるし、きれいな場所にもいっぱい行ける」と父の勧めで6歳から競技を始めた。

日本ツアーにもアマチュアとして出場経験があり、18歳からオクラホマ州立大で腕を磨いている。予選落ちがない3週前の米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」（タイ・サイアムCC）に主催者推薦で出場し、67人中61位だった。

大会プロフィールにはタイ国旗が表記されているが、日本とタイの国籍を持つ。日本語、タイ語、英語の3カ国語を操るトリリンガルは「日本はご飯がめっちゃおいしい。お寿司、ラーメンが好き」と笑顔を見せた。

「世界のトップゴルファーたちと同じステージで戦えることに興奮しているし、感謝している。このコースを回れることにその気持ちでいっぱいです」。ショートゲームが得意という「リナ・タテマツ」が上位を目指す。