最終18番でバーディを奪い、今季初勝利を挙げたM.プレッセル（Donald Miralle /Getty Images）

米国ハワイ州にあるベイコースカパルアリゾートで開催されている、米国女子ツアー第29戦の「カパルアLPGAクラシック」の最終日。モーガン・プレッセルが最終ホールでバーディを奪い、通算8アンダーとして今季初優勝を飾った。

首位タイで最終日を迎えたプレッセル。静かな立ち上がりを経て、5番でボギー。その後は17番まで4バーディ、1ボギーでラウンド。この時点で先にホールアウトしたスーザン・ペターセン（ノルウェー）と並んでおり、プレーオフの可能性もあったが、最終18番で見事にバーディを奪い通算8アンダー。劇的なフィニッシュでペターセンを振り切り、今季初勝利を手にしている。

＜＜　下に続く　＞＞

5位タイからスタートしたペターセンは、前半3連続バーディを決めるなど勢いに乗り、一気に優勝争いに加わる。しかし、後半にはいるとスコアを落とし後退。最終ホールでバーディを奪い、通算7アンダーとしたが、プレッセルに振り切られ単独2位で大会を終えている。

通算6アンダーの単独3位にはローラ・ディアス。ロレーナ・オチョア（メキシコ）は通算1アンダーの14位タイでフィニッシュ。上田桃子は、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと1つスコアを落とし、通算2オーバーと落としたが、順位は変わらず25位タイ。宮里藍は15番パー5でイーグルを奪ったが、3つのボギーを叩き通算4オーバー。40位タイで大会を終えている。