新鋭たちの追い上げをかわし、今季5勝目を飾った朴仁妃（Scott Halleran/Getty Images）

◇米国女子◇ロレーナ・オチョア・インビテーショナル by Banamex 最終日◇メキシコGC（メキシコ）◇6804ヤード（パー72）

3打差リードの単独首位から出た朴仁妃（韓国）が8バーディ、ノーボギーにまとめる「64」とし、通算18アンダーで逃げ切り優勝。終盤までバーディが飛び交ったスコアの伸ばし合いを制し、今季5勝目を飾った。

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主要部門のいずれで2位につけていたタイトル争いでも、今週不在で1位を独占していたリディア・コー（ニュージーランド）に接近。賞金レースでは188,321ドル差（約2300万円）、最優秀選手賞争いでは3ポイント差に詰め、次週の最終戦に逆転タイトルへの望みを広げた。

通算15アンダーの2位に、この日ベストの「63」をマークしたカルロタ・シガンダ（スペイン）。通算13アンダーの3位にキム・セヨン（韓国）、さらに1打差の4位にユ・ソヨン（韓国）が続いた。

初優勝は逃したが、今季ベストの単独5位で終えた横峯さくら（Scott Halleran/Getty Images）

5打差5位からスタートした横峯さくらは6バーディ、2ボギー「68」と伸ばしたが、優勝スコアとは9打差の通算9アンダー、今季ベストの単独5位で終えた。前半7ホールで5バーディを奪い一時は2打差まで迫ったが、8番、9番の連続ボギーで失速。勢いを削いだ2ホールに「もったいなかった」と悔いをにじませた。