ツアー参戦4年目で悲願のツアー初優勝を果たした宮里美香（Jonathan Ferrey/Getty Images）

◇米国女子◇セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ 最終日◇パンプキンリッジCC（オレゴン州）◇6,611ヤード（パー72）

宮里美香が通算11アンダー、後続に2打差のリードで迎えた最終日。「70」と2ストローク伸ばし、通算13アンダーで逃げ切って悲願のツアー初優勝を飾った。

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今季15試合に参戦中、6試合のトップ10フィニッシュ。うち2試合では優勝争いに加わり2位タイと、ツアー初優勝が待たれた宮里美香。2010年にスポット参戦した国内女子メジャー「日本女子オープンゴルフ選手権競技」を制して以来2年ぶり、09年で米国女子ツアーでは本格参戦して4年目の嬉しい初勝利となった。

宮里に最後までプレッシャーをかけ続けたのは、韓国のリュー・ソヨン。2週連続優勝が懸かったリューだったが、1打差と迫った15番で、上り1mのラインをカップ右に蹴られボギー。続く16番で取り返すも、18番で池に捕まり優勝争いから脱落。ブリタニー・リンシコム、朴仁妃（韓国）の2人が宮里と2打差の通算11アンダーの2位タイとなった。

そのほか日本勢の宮里藍は最終日に「67」をマークして、通算4アンダーの16位タイ。上田桃子は通算3アンダーの19位タイでフィニッシュしている。