逆転で今季2勝目を果たした宮里藍（Streeter Lecka/Getty Images）

◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G 最終日◇ピナクルCC（アーカンソー州）◇6,356ヤード（パー71）

「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」の最終日、首位と5打差の4位タイからスタートした宮里藍が、7バーディ、1ボギーの「65」をマークし、通算12アンダーで逆転優勝を飾った。17番ではボギーを叩き、一時は首位タイに3選手が並ぶ混戦となったが、最終18番では「しっかりイメージしていけた」と、グリーンエッジからのアプローチを、バーディチャンスにつけこれを沈めて混戦を抜け出した。

「先週（予選落ち）終わった時はどうなるかと思ったけど、自分を見つめ直すことができて、この2週間はいい経験になった。改めて自分のいいところ、調整したいところがわかった」と、再び自信を得た宮里は次週メジャー「全米女子オープン」に挑む。

2位タイからスタートした宮里美香は、序盤に連続バーディを奪って勢いに乗り5つのバーディを奪うが、16番でボギーを叩いて通算11アンダーとし、アサハラ・ムニョス（スペイン）と並び、2位タイでフィニッシュした。

通算10アンダーの4位タイには、朴仁妃（韓国）、ヴェロニカ・フェリバート（ベネズエラ）の2選手、通算9アンダーの単独6位にソ・ヒキョン（韓国）が続いた。

その他の日本勢は上田桃子が通算1アンダーの36位タイ、櫻井有希が通算4オーバーの69位タイで今大会を終えている。