すでに勝利を確信！？3打差首位で最終日を迎えるヤニ・ツェン（Harry How/Getty Images）

◇米国女子◇キア・クラシッック 3日目◇ラ・コスタリゾート＆スパ（カリフォルニア州）◇6,490ヤード（パー72）

現在世界ランクトップのヤニ・ツェン（台湾）が2週連続Vに王手をかけた。初日から首位をキープしているヤニは、3日目は「69」をマークし、3日間唯一の60台と安定したプレーで、後続に3打差をつけて最終日を迎える。ヤニは前週の「RRドネリー LPGA ファウンダーズカップ」で今季2勝目を飾り、シーズン序盤、早くも3勝目のチャンスを手繰り寄せた。

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通算9アンダーの単独2位には、4ストローク伸ばした申智愛（韓国）が浮上。通算7アンダーの3位タイにはユ・スンヨン（韓国）、キャロリーヌ・ヘドウォール（スウェーデン）の2選手が続いている。2日目に単独2位に浮上したパク・セリ（韓国）は、通算6アンダーの単独5位に後退した。

9位タイからスタートした宮里藍は、4連続バーディのロケットスタートを切るも、中盤に4つのボギーを叩いて失速。17番では再びバーディを奪うが、トータル5バーディ、4ボギーと、首位を走るヤニとのストロークを詰めることができず、9打差10位タイでホールアウトしている。

そのほか日本勢の金子絢香は、3バーディ、6ボギー、1ダブルボギーと大きく崩れ、通算9オーバーの71位タイで3日目を終えている。