貫禄の勝利！今季2勝目を果たした台湾のヤニ・ツェン（Christian Petersen/Getty Images）

イリノイ州のパンサークリークCCで開催されている、米国女子ツアー第10戦「LPGAステートファームクラシック」の最終日。3日目に首位に浮上したヤニ・ツェンが、通算21アンダーで逃げ切り、今季2勝目を飾っている。

ヤニはこの日も4つのバーディを奪う安定したプレーを展開。3日目に1打差と迫っていた上位陣が軒並みスコアを落とす中で確実にバーディを重ね、後続に3打差をつける独走で優勝を手にした。通算18アンダーの単独2位には「67」をマークしたクリスティ・カーが浮上、続く通算16アンダーの3位タイには、ポーラ・クリーマー、ブリタニー・リンシコムが並んだ。

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14位タイからスタートした宮里美香は、通算9アンダーの23位タイでフィニッシュ。「パットもほんと、数センチのところで入らなかった」とアンラッキーを嘆いた。「収穫は多かった。ショットはよいので、パットを頑張りたい」と、宮里の目線は、次戦の「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」出場に向いている。

なお、今年の大会で、ステートファームのスポンサー契約は終了し、来年以降同大会の存続は未定となっている。