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賞金女王へ諸見里が一歩リード!首位は飯島茜

宮崎県にある宮崎CCで行われている国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の3日目。昨夜の雨は夜半には止み、朝から明るい太陽が顔を出して気温も上昇。しかし、ここ3日間で一番強い風が吹いて、大会をかき乱した。

この日の注目組は、初日に続いて同組となった諸見里しのぶ横峯さくらの組。最終組の一組前で、大勢のギャラリーを引き連れてのラウンドとなる。だが、首位と1打差の通算4アンダーからスタートした横峯はショットが不調。4番でボギーを叩くと、5番パー3ではティショットがグリーン右サイドのバンカーのあごに突き刺さり、ダブルボギーとしてしまう。それでも粘りを見せた横峯は、この日「73」と一つスコアを落としながら、首位と5打差の5位タイにつけた。

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一方の諸見里は、4番でボギーを先行させるが、9番パー5で第2打をピン上のカラーまで運ぶと、寄せワンでバーディ奪取。その後は落ち着いてバーディを積み重ねた。この日、3バーディ1ボギーでラウンドした諸見里は、通算4アンダーの3位タイへと浮上している。

この日、単独首位に浮上したのは、8バーディ1ボギーの「65」というコースレコードタイをマークした飯島茜。賞金ランキング25位でぎりぎり今大会の出場権をつかんだ飯島だが、3日目を終えて2位の服部真夕に3打差の単独首位に立っている。

賞金ランキング3位の有村智恵は、前半は4連続ボギーと苦しんだが、9番以降に5つのバーディを奪い返してこの日「71」でラウンド。通算2アンダーの8位タイと最終日に逆転女王の可能性を繋いでいる。

2009年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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