昨年は首位から3打差の3位から出た藤田光里が悲願のツアー初勝利を飾った

国内女子ツアーの今季第8戦「フジサンケイレディスクラシック」が、4月22日（金）から24日（日）までの3日間、静岡県の川奈ホテルGC富士コースで開催される。東洋一と称賛される美しさと、自然の地形を生かした富士コースが舞台だ。

昨年大会は、当時プロ2年目の藤田光里が最終日最終ホールの逆転劇でツアー初優勝を飾り、今年はディフェンディンチャンピオンとして川奈に戻ってくる。今季ここまでの最高順位は22位とスロースタート気味だが、思い出のコースでツアー2勝目へ前進したいところ。

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前週の「KKTバンテリンレディス」は、開幕前日に発生した熊本地震により中止。その後、震度6以上の地震が頻発するなど被害も拡大し、今大会への出場を見送らざるを得ない選手も出た。上田桃子、一ノ瀬優希、笠りつ子、豊永志帆ら出場する熊本勢は、故郷への思いを胸に出場登録してきた。

また前週が中止となったため、昨季賞金女王のイ・ボミ（韓国）は米メジャー出場を経て1カ月ぶりの国内ツアー出場。また、昨年5月から公傷で欠場していた佐伯三貴は、2007、13年に優勝を果たした好相性の今大会が復帰初戦となる。

初日の組み合わせは、連覇がかかる藤田、イ、地元・静岡県出身の渡邉彩香が同組に。1つ前の組から、賞金ランク2位のテレサ・ルー（台湾）、同7位の柏原明日架、成田美寿々がスタートする。

【主な出場予定選手】
藤田光里、テレサ・ルー、イ・ボミ、柏原明日架、渡邉彩香、笠りつ子、大江香織、鈴木愛、松森彩夏、西山ゆかり、福田真未、吉田弓美子、木戸愛、永峰咲希、飯島茜、森田遥、上田桃子、佐伯三貴