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復活日吉久美子、通算5勝目

紀文クラシックを制したのは日吉久美子。5アンダーで久しぶりの優勝。これで通算5勝となった。パープレーの服部道子が4アンダー2位。最終日に69をマークした島袋美幸が追い上げ3位とした。

「久しぶりで勝ち方も何も、はるか彼方に忘れていました」とは日吉久美子。昨日の目標では前半に伸ばして後半で耐えるといっていた。結果は2バーディ、3ボギー。「目標通りにはなったんですが、残り半分はホントにバタバタでした」

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最後まで分からない試合だった。3番・6番をバーディとしたが、12番をバンカーに入れボギー。17番・18番でも2連続のボギーとしてしまった。「18番ホールでは服部さんがバーディを取っても自分が最悪パーで上がれればプレーオフと考えていました」 しかし、服部のほうもボギーとして結果は日吉に勝ち星が上がった。

日吉は94年の日本女子プロを優勝し、翌年の同大会を2連覇をかけて出場した時に大会会場で倒れ、そのまま入院している。胆石症の診断を受け、即入院・手術し95年のそれ以降の試合を欠場。休養していた。その大会のシード権が今年99年に切れるところでの「復活の優勝」となった。

「ラッキーです。シード権のあるうちは神様がくれた休みなんだということにしていました。シードの切れる年に優勝できたということは自分がまだついていると思います」

2バーディ、2ボギー、トータル4アンダーとした服部道子。「自分ではベストを尽くしました。上手に気持ちをコントロールしてプレーできたと思います。自分にとっていい勉強になったラウンドです。ミズノからはまた違った意味のトライをしていきたい」

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1999年 樋口久子・紀文クラシック



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