節目となるツアー通算20勝目！ 接戦を制した横峯さくら

◇国内女子◇マンシングウェアレディース東海クラシック 最終日◇新南愛知CC美浜コース（愛知）◇6,399ヤード（パー72）

前日同様にバーディ合戦となった最終日。通算10アンダーの首位タイから出た横峯さくらが、前半に5バーディを重ねて一気に混戦から抜け出し、後半も貯金を生かしてリードを譲らず、通算15アンダーで今季2勝目、通算20勝目を挙げた。横峯はこの優勝で生涯獲得賞金も9億円を突破（904,481,872円）して、福嶋晃子（902,511,483円）を抜いて2位に。ウェア契約先（デサント社）のホステス大会2度目の優勝を、節目のメモリアルVで飾った。

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1打差の3位から優勝を狙った藤本麻子は、バック9に4連続を含む5バーディの猛追を見せ、途中から横峯と1打差の接戦を演じたが、勝負をかけた最終ホールでボギーをたたいて結局通算13アンダー。ナ・ダエ、李知姫の韓国勢2人とともに2位タイに終わった。前日首位タイからツアー初優勝を狙った菊地絵理香は5バーディ、3ボギーの「70」と上位陣の伸ばし合いについていけず、青山加織、北田瑠衣と並んで通算12アンダーの5位だった。

前週優勝のイ・ボミは通算11アンダーの8位タイ。賞金ランクトップを独走中の森田理香子は通算9アンダーの12位タイでフィニッシュ。横峯同様にウェア契約先の主催大会で、米ツアーから帰国参戦した宮里美香は、通算5アンダーの26位タイで大会を終えた。