昨年は中国出身の張娜が大量リードを守り切り、ツアー初勝利を飾った

国内女子ツアー第14戦「We Love KOBE サントリーレディスオープン2008」が、6月12日（木）から15日（日）までの4日間、兵庫県にある六甲国際GCで開催される。

昨年は、最終日に2位と8打差の単独首位からスタートした張娜（チャンナ）が、一時は大山志保に2打差まで詰め寄られながらも通算10アンダーで逃げ切り、日本ツアー初勝利を挙げた。

＜＜　下に続く　＞＞

今年の注目は、今季から主戦場を米国ツアーに移した上田桃子の参戦。前週のメジャー戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」では、25位タイの結果を残した上田。日本でのプレーは、今季の国内女子ツアー開幕戦以来、約3ヶ月ぶりとなる。成長した上田がトーナメントをリードするのか、見逃せない一戦となる。

その他にも、昨年単独2位に食い込んだ大山をはじめ、4位タイフィニッシュの不動裕理、前週の「リゾートトラストレディス」で単独2位と好調な横峯さくら、そして現在マネーレーストップを走る福嶋晃子といった実力選手が参戦。4日間に渡る熾烈な優勝争いが予想される。先日、米国ツアーでプロデビューを目指す意向を示した宮里美香を始め、森田理香子らアマチュア勢の活躍も見所の1つだ。

また、今大会終了時点での賞金ランキング上位5名に、海外女子メジャー「全英リコー女子オープン」（7月31日～ 英・サニングデールGC）への出場権が与えられる。

【主な出場予定選手】
上田桃子、張娜、横峯さくら、佐伯三貴、不動裕理、諸見里しのぶ、大山志保、飯島茜、福嶋晃子、有村智恵、上原彩子、馬場ゆかり、宮里美香（アマ）、森田理香子（アマ）、藤本麻子（アマ）