15番パー3のティショットは少し左に飛び出したがバーディを奪った横峯さくら

国内女子ツアー第24戦「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」が、北海道のアルペンゴルフクラブ美唄コースで開幕した。気温23度、風はそよ風程度と絶好のゴルフ日和となったこの日、会場には平日にも関わらず1,931人の熱心なギャラリーが訪れた。

国内女子メジャー初戦を翌週に控え、不動裕理、上田桃子、大山志保らは大会を欠場。そんな中、初日を終えて単独首位に立ったのは、ここ数試合好調を維持する横峯さくらだった。横峯は前半を2アンダーで折り返すと、後半は15番から3連続バーディを奪うなど絶好調。ノーボギーでラウンドを終え、通算5アンダーの単独首位で初日を終えた。

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1打差の2位には山口裕子。さらに1打差で全美貞、宋ボベ、日下部智子の3人が続く。賞金女王争いでは、先週上田にトップを譲った全だが、今週の活躍次第では再びトップに返り咲く。「このコースは良いイメージがあるし、良いコースなので頑張ります」と落ち着いた様子で話した。

同じく3位タイの日下部は、先週スポンサーである伊藤園の関係者に渇を入れられたという。「自分にとって（シード権が獲れる）1千万円は大きいので、攻めて行かなきゃという気持ちになりましたね。気持ちの強さが大事だと思います」。明日以降も攻めのゴルフで、賞金獲得を目指す。

その他、チャンナは2アンダー6位タイ、諸見里しのぶは1アンダー17位タイ、アマチュアの金田久美子はイーブンパー30位タイとまずまずのスタートを切っている。