宮崎県にある宮崎カントリークラブで行われている、国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」の最終日。トップからスタートした大山志保が、追いかけてくる先輩の不動裕理との同門（清元登子）対決を制し、地元宮崎でメジャー初優勝を飾った。

この日の大山はパーが続く安定したプレーが続いた。その後11番から3連続バーディを決め、勝利を手中に収めたかに見えた。しかし、優勝へのプレッシャーからか、終盤は連続ボギーが出るなど苦しい展開に。それでも地元の声援に助けられ、通算5アンダーで嬉しいメジャー初優勝を遂げた。これで賞金ランクも3位に入り、来年1月に開催される「女子ワールドカップ」の出場が見えてきた。

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賞金女王争いが気になる不動は、優勝こそ逃したものの通算1アンダーの単独2位でホールアウト。宮里藍を抜いて6年連続の賞金女王に輝いた。今季を振り返って、「前半戦の内容を考えると、よくここまでこれた」と、コメントを残した。

また、横峯さくらが最終日に順位を上げてきた。各選手スコアを伸ばせない中、この日のベストスコアとなる「69」をマーク。一気に6つ順位を上げ、通算1オーバーの単独3位に食い込んだ。これで横峯は、藤井かすみを抜き今季賞金ランク4位に入った。