前回2019年大会はチェ・ホソンが優勝した

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 事前情報◇PGM石岡ゴルフクラブ（茨城）◇7039yd（パー70）

遊技機メーカーの平和とゴルフ場を運営するパシフィックゴルフマネージメント（PGM）が主催する大会は27日、開幕する。賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円をかけたシーズン終盤の賞金レースの行方を占う一戦となる。

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2013年から19年まで7年にわたって開催された本大会は、新型コロナウイルスの感染拡大のため20、21年大会を中止。今年の第8回大会は3年ぶりの復活となる。

舞台は4月「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント！」が行われたPGM石岡ゴルフクラブ。設計した“帝王”ジャック・ニクラスが「私が知りえる日本のゴルフ場の中では最高」と評したコースだ。ツアー機構が発足した1999年以降、同じコースで1年間に2度、レギュラーツアーのトーナメントが開催されるのは初めて。

沖縄で行われた前回2019年大会でツアー3勝目を挙げた“虎さん”ことチェ・ホソン（崔虎星／韓国）が3年越しの連覇に挑む。

前週「日本オープン」で2位に入った比嘉一貴は賞金レースでトップを独走中。PGMと契約を結ぶホストプロの大槻智春、稲森佑貴、大西魁斗ら賞金ランク上位勢が浮上を狙う。前週予選落ちの石川遼は復調のきっかけをつかみたい。

大会歴代覇者の近藤智弘（14年）やチャン・キム（17年）に加え、今季の下部ABEMAツアーで2勝を挙げて初の賞金王に輝いた大堀裕次郎も主催者推薦で参戦する。

「日本オープン」で95年ぶりのアマチュア優勝を遂げた蝉川泰果（東北福祉大4年）は同週開催の大学ゴルフ部の試合に参加するため、出場しない。

＜主な出場予定選手＞
チェ・ホソン、池田勇太、石川遼、稲森佑貴、岩田寛、今平周吾、大槻智春、大西魁斗、大堀裕次郎、片山晋呉、河本力、木下稜介、小平智、近藤智弘、チャン・キム、時松隆光、中島啓太、比嘉一貴、星野陸也、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌