前回2019年大会を制した石川遼。特例出場で連覇を狙う

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 事前情報◇日光カンツリー倶楽部（栃木県）◇7236yd（パー71）

日本プロゴルフ協会（PGA）主催の国内メジャー競技は1日（木）に開幕する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年大会が延期され、2年ぶりの開催。賞金総額は予定から5000万円減の1億円（優勝2000万円）で、1日5000人の来場を認める。

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鹿児島・いぶすきゴルフクラブで行われた2019年大会を制した石川遼がディフェンディングチャンピオンとして出場する。2週前の「全米オープン」に参戦した星野陸也とともに、帰国後の自主隔離期間に当たるが、「JOC認定オリンピック強化指定選手」の特例措置でフィールド入りした。期間中は感染防止のためのガイドラインに沿った行動制限がとられる。

星野のほか、稲森佑貴、永野竜太郎、そして目下2連勝中で勢いに乗る木下稜介は大会を終えると、次戦は「全英オープン」（イングランド・ロイヤルセントジョージズGC）を迎える。渡英前のゲームで充実したプレーを見せたい。

今年は大会史上初めて月曜日の予選会を実施し、トップ通過した井上誠、岡部大将ら35人が本選出場権を手にした。

会場の日光CCでは1965年に「アジア・アマ選手権」のほか、96年に「日本アマチュア選手権」、2003年に「日本オープン」などが開催された。

＜主な出場予定選手＞
石川遼、池田勇太、稲森佑貴、今平周吾、岩田寛、木下稜介、倉本昌弘、谷原秀人、時松隆光、永野竜太郎、ジュビック・パグンサン、藤田寛之、星野陸也、宮里優作