昨年は、キム・キョンテが近藤共弘とのプレーオフに競り勝ち国内初戦を制した

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前◇東建多度カントリークラブ・名古屋（三重）◇7081yd（パー71）

男子ツアーの国内初戦は13日、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開幕する。1月末に行われたアジア2連戦から約2カ月の空きを挟んで、ツアーはいよいよ本格的なシーズンインを迎える。

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今季第1戦の「SMBCシンガポールオープン」をプラヤド・マークセン（タイ）が、第2戦の「レオパレス21ミャンマーオープン」をトッド・シノット（オーストラリア）が制覇。1月のアジア2連戦は、昨季と同じく海外勢が2連勝を遂げて今季3戦目となる。

前年大会を制したのは、近藤共弘とのプレーオフを制したキム・キョンテ（韓国）。賞金タイトルの奪還に向けて、自身初の大会連覇でシーズンを優位に進めたいところだ。一方で、昨季賞金ランク1位の池田勇太と2位の谷原秀人は、同週開催の米国ツアー「RBCヘリテージ」に出場するため欠場する。

出場を予定しているのは、宮里優作、藤田寛之、片山晋呉、小田孔明ら歴代優勝者たち。昨年大会はプレーオフに1打届かずの3位で終えた永野竜太郎、昨シーズンはキャリアハイの賞金ランク10位で終えた今平周吾ら、実績十分の若手たちも主役の座を狙う。また、今年1月に70歳の誕生日を迎えた尾崎将司もエントリーした。

勢いに乗るニューフェースにも注目だ。昨夏にプロ転向し、同年末のファイナルQTを1位で通過した星野陸也。アジアシリーズ2試合では6位、9位とトップ10フィニッシュを続け、2週間前の下部チャレンジツアー開幕戦でプロ初優勝を飾った期待の20歳だ。

国内初戦の初日の組み合わせは、ディフェンディングチャンピオンのキムが近藤、高山忠洋と8時。塚田陽亮、小平智、片山晋呉が8時10分、今平周吾、ブレンダン・ジョーンズ、薗田峻輔が8時30分、伊澤利光、藤田寛之、尾崎将司が8時40分にそれぞれ10番からスタートする。

【主な出場予定選手】
キム・キョンテ、ソン・ヨンハン、尾崎将司、小平智、片山晋呉、今平周吾、永野竜太郎、宮里優作、小田孔明、近藤共弘、谷口徹、深堀圭一郎、岩田寛、伊澤利光、星野陸也、亀代順哉