小平智が池田勇太との激闘制し初制覇!日本一の座に
2015/10/18 16:11
◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日◇六甲国際ゴルフ倶楽部 東コース(兵庫)◇7394yd(パー72)
勝負は最終18番までもつれ込んだ。後続に2打差をつけて首位からスタートした小平智が、3バーディ、3ボギーの「72」とスコアは伸ばせなかったものの、通算13アンダーで逃げ切った。2013年6月の「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」に続くメジャー通算2勝目を飾り、ゴルファー日本一の称号を初めて手にした。
小平に2打差の2位から出た同じ最終組の池田勇太は、5バーディ、4ボギーの「71」で1打およばず、通算12アンダーの2位に終わった。首位タイで迎えた最終18番を痛恨のボギーとし、史上6人目となる大会連覇は成し遂げられなかった。
昨年2位だった小平は優勝インタビューで「勇太さんにリベンジできたことは自分の自信になる。これからもバンバン優勝していく」と語った。
通算10アンダーの3位にソン・ヨンハン、通算8アンダーの4位にハン・ジュンゴンの韓国勢の2人。通算7アンダーの5位にプラヤド・マークセン(タイ)。さらに1打差の6位には片山晋呉が続いた。
2年連続での参戦となったアダム・スコット(オーストラリア)は、4バーディ、1ボギーの「69」で通算5アンダーとして、谷原秀人、キム・キョンテ(韓国)と並んで7位フィニッシュ。
通算3アンダーの11位にアマチュアの金谷拓実(広島国際学院高2年)が入り、これまでの記録を98日更新する、17歳148日での史上最年少ローアマチュアに輝いた。