いよいよシーズン最終戦 前週惜敗の石川遼が自身初のメジャー制覇を狙う
国内男子ツアーの今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が3日から6日までの4日間、東京都にある東京よみうりカントリークラブで開幕する。フィールドは30人に絞られ、優勝賞金4000万円を懸けた最後の戦いが繰り広げられる。
賞金レースは前週、キム・キョンテ(韓国)が2010年以来2度目のタイトルに輝き決着したが、賞金ランク2位までに与えられる2016年の「全英オープン」と「WGCキャデラック選手権」の出場権を巡る争いが熾烈な状況だ。2013年大会の覇者で同2位の宮里優作、同3位の池田勇太らが世界への切符を狙う。
石川遼は国内ツアー4連戦目。ツアー通算12勝を挙げているが、メジャータイトルには未だ届いていない。今季ラストチャンスで前週惜敗の無念を晴らすことはできるか。初日のペアリングは今平周吾、永野竜太郎と同組となった。
前々週で年内の公式競技が終了した米ツアーから岩田寛も「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」以来2カ月ぶりに国内ツアーに参戦する。今季「関西オープン」でツアー初優勝を飾った片岡大育、キム・ヒョンソンと同組で初日を迎える。
欧州ツアー勝利の資格で出場権利を持っていたキラデク・アフィバーンラト(タイ)は出場を辞退。繰り上がりで21歳の稲森佑貴が大会初出場を果たす。2010年から大会3連覇を達成している藤田寛之は11年ぶりに出場権を逃した。
【出場予定30選手】
宮本勝昌、イ・キョンフン、池田勇太、石川遼、稲森佑貴、今平周吾、岩田寛、小田孔明、片岡大育、片山晋呉、キム・キョンテ、キム・ヒョンソン、B.ケネディ、小平智、近藤共弘、呉阿順、I.J.ジャン、ソン・ヨンハン、谷原秀人、手嶋多一、永野竜太郎、ハン・ジュンゴン、藤本佳則、A.ブランド、M.ヘンドリー、松村道央、P.マークセン、宮里優作、武藤俊憲、リュー・ヒョヌ