石川遼、松山英樹が揃い踏み 連覇か? 奪還か?
2013/11/12 10:20
国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」は14日(木)から4日間、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開催される。今季も残り4試合。富士山の麓から頂上を目指す激しい戦いが繰り広げられる。
ここ数年はこれまでのシーズンの中でも、まばゆいばかりのシーンが続いている。2010年には石川遼が年間3勝目をマーク。翌11年は松山英樹がツアー史上3人目のアマチュア優勝を達成。そして昨年は、スランプにあえいでいた石川が2年ぶりとなる涙の復活勝利を遂げ、節目の通算10勝目を飾った。
現在、米国ツアーを主戦場とする石川と松山の2人は、今大会で6月の「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」以来の揃い踏みとなる。石川は前週の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」に続く出場。一方の松山は9月の「ANAオープン」以来の国内復帰だが、今秋の米ツアー開幕後は背中痛による2試合の棄権があっただけに、患部の回復具合が心配されるところだ。
そして松山が独走する賞金レースもいよいよ佳境。次週以降の残り3試合はすべて優勝賞金4,000万円の大会が並んでおり、2位以下の片山晋呉、小田孔明、S.J.パク(韓国)らが逆転の望みをつなげるかにも注目だ。
【主な出場予定選手】
石川遼、池田勇太、尾崎将司、小田孔明、片山晋呉、キム・ヒョンソン、キム・キョンテ、小平智、小林正則、谷原秀人、谷口徹、S.J.パク、藤田寛之、藤本佳則、松山英樹、伊藤誠道、今田竜二、丸山茂樹、室田淳