片山が再び単独トップに! 藤田、宮本が2打差で追う!!
2003/11/01 18:00
兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第24戦「ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」3日目。初日にコースレコードタイ記録を出した片山晋呉が、再びトップに躍り出た。
前半は我慢のゴルフで凌いだ片山は、13番ホールからバーディを量産。13、14番のミドルホールではセカンドショットをカップに寄せバーディ。さらに15番のパー5では2オン、2パットのバーディ。最終18番のパー5でも2オン2パットのバーディフィニッシュ。スコアを15アンダーまで伸ばした。
片山に2打差の13アンダー・2位タイにつけたのは、藤田寛之と宮本勝昌の2人だ。藤田は得意のパッティングが冴え「66」でラウンドし、スタート時の6位タイから浮上。一方、宮本はコースレコードに1打及ばなかったものの「64」の好スコアでラウンド。12位タイから急浮上してきた。2人とも現在賞金ランキングのトップ10に入っており今季は好調。最終日、片山との見ごたえのある戦いが期待できそうだ。
2日目コースレコードタイの「63」でラウンドし、トップに立っていた平塚哲二はスコアを伸ばせずスタート時と同じ12アンダーの4位に後退。さらに、11アンダー5位には鈴木亨がつけている。
その他注目選手では、伊沢利光はスコアを6つ伸ばし8アンダーで30位タイから11位タイまで順位を上げてきた。また、ベテランの中嶋常幸、尾崎将司は揃って7アンダーの14位タイにつけている。