ベテラン勢の活躍か、それとも若手の台頭があるのか!?
2003/08/26 18:00
今年で31回目を迎える歴史のある大会「久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント」が、8月28日(木)から31日(日)まで、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催される。2週間の夏休みが終わり、いよいよ後半戦突入。本格的な賞金王争いに向けて試合もさらにヒートアップする季節だ。
昨年は、台風の影響で3日間競技となった。上位陣が大混戦となり、トップと1打差に5人の選手がひしめく中、ベテランの湯原信光がトップの座を死守し、見事10年ぶりとなる優勝を飾った。その湯原が、2年連続優勝をかけて今週も出場予定。今シーズンの最高順位は「アジア・ジャパン沖縄オープン」での23位タイと調子がまだ出ていない。復活の地で良い記憶を呼び覚ましたいところだ。
ベテラン勢でもう一人注目したい選手は、ジャンボこと尾崎将司だ。1996年から1998年まで同大会3連覇を達成するなど輝かしい記録を残している。そろそろファンも彼の優勝を待ち望んでいるはず。昨年9月に行われた「全日空オープンゴルフトーナメント」以来の優勝なるか。
また、2週前の「サン・クロレラクラシック」でプレーオフに進出した好調の丸山大輔と手嶋太一が出場予定。丸山は最終ホールで1打リードを保てず、初優勝を手繰り寄せる事ができなかった。一方、手嶋はその前週に優勝していたが、2週連続優勝を逃した。悔しい思いをした2人のこの大会にかける意気込みは相当だ。
そして若手注目選手として、今年プロ初優勝を果し、メジャー大会「全英オープン」にも出場した谷原秀人、「サン・クロレラクラシック」で3日目を終えてトップに立った矢野東らが出場する。