今大会の主役、石川遼と池田勇太はまさかの最下位タイ発進となった

国内男子ツアー2009年の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、東京よみうりカントリークラブで開幕した。この大会は今季の賞金ランキング上位25名と今季の優勝者、そして昨年の優勝者のみ出場できる大会で、今年は27名が出場している。

初日の組み合わせは現時点での賞金ランキング順にスタートするため、賞金王まであと一歩とせまった石川遼は、ランキング2位の池田勇太、3位の小田孔明とラウンドした。そして注目の石川、池田の直接対決だが、思わぬ展開になっている。

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池田が2番でダブルボギーを叩くと、石川は4番でダブルボギー。さらに石川は7番でトリプルボギー、9番でもボギーを叩き前半で6オーバーの「41」と大きく出遅れた。対する池田も前半こそ「38」と踏ん張ったが、後半は「40」を叩き8オーバーの26位タイ。この日17番でようやくバーディを奪った石川は、後半もスコアを伸ばせず、池田と並び最下位となってしまった。

初日首位は、1アンダーの富田雅哉、金庚泰（韓国）、ブレンダン・ジョーンズ（オーストラリア）、藤田寛之の4人。1打差のイーブンパーで5位タイには宮本勝昌、丸山茂樹、矢野東、武藤俊憲、丸山大輔の5人が集団を形成している。

賞金ランキングではトップを争う石川と池田が大きく出遅れたことで、他の選手にとっては優勝のチャンスが大きく広がるが、注目の2人は明日の2日目以降順位を伸ばせるのだろうか。