昨年大会は諸藤将次がツアー初タイトルを獲得。36ホールの短期決戦を制した

国内男子ツアーの今季第13戦「フジサンケイクラシック」が、8月30日（木）から9月2日（日）までの4日間に渡り、山梨県の富士桜カントリー倶楽部で開催される。昨年は台風12号の影響で連日のサスペンデッド。コース内の復旧以前にコースにたどり着くことも困難な状況で、競技は通常の半分となる36ホールに短縮された。

短期決戦とはいえ、開催された期間は4日間。長い待機など精神面も試される戦いを耐え凌いだ諸藤将次が、通算6アンダーをマークしてツアー初優勝を飾った。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今年、目指すは4日間72ホールでの勝利。思い出の地で、モチベーション高く大会連覇に挑む。

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連覇を狙う諸藤のほか、注目は2009年、10年大会で連覇を成し遂げている石川遼だ。本格的に日本ツアー復帰となった先週は予選落ちに終わったが、今週の富士桜CCとの相性は格別。2シーズンぶりのタイトル獲得を狙うには、うってつけの舞台といえるだろう。

賞金ランクトップを走るブレンダン・ジョーンズ（オーストラリア）、同2位の藤田寛之のほか、片山晋呉や谷原秀人ら歴代優勝者、藤本佳則、川村昌弘ら注目ルーキーらを交え、今年も名門・富士桜で熱戦が繰り広げられる。

【主な出場予定選手】
諸藤将次、石川遼、池田勇太、片山晋呉、キム・キョンテ、キム・ヒョンソン、川村昌弘、近藤共弘、ブレンダン・ジョーンズ、薗田峻輔、谷口徹、谷原秀人、藤島豊和、藤田寛之、藤本佳則、武藤俊憲