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5アンダー単独首位は小田孔明!2打差で片山晋呉が追走

神奈川県の相模原ゴルフクラブで開催されている「日本オープン」3日目。お昼前後は日差しが強く気温も上がったが、その後は冷たい風が吹き始めた。そして狭いフェアウェイ、硬く絞まったグリーンに多くの選手がスコアを崩す展開となっている。

5アンダー単独首位でスタートした横尾要は、スタートの1番でボギーを叩くと、その後もパーセーブをするのがやっと。9番、10番で連続ボギーを叩くと、11番パー5でもティショットを大きく曲げダブルボギー。首位の座を明け渡してしまった。

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代わって首位に浮上したのは、2アンダー3位タイからスタートした小田孔明だった。スタートの1番でバーディを奪うと3番からは3連続バーディ。難しい9番、10番でボギーを叩いたが、その後はパーセーブを繰り返し耐え忍んだ。そして最終18番パー5、ティショットで300ヤード飛ばすと、残り258ヤードを2番アイアンで2オンに成功。しっかりと2パットでフィニッシュし5アンダー単独首位で最終日を迎えることになった。

小田を2打差で追いかけるのは片山晋呉。2番でボギーが先行したが、距離の長い3番パー5でスライスラインを読みきりバーディ。予選2日間でボギー1つだったが、この日は3ボギー。それでも、多くの選手がスコアを崩す中、3アンダーをキープして最終日に逆転優勝を狙う。

1アンダー3位タイには、この日1ストローク伸ばした深堀圭一郎と横尾の2人。3日目を終えてアンダーパーは4人となった。1オーバー5位タイは藤田寛之谷口徹宮里聖志室田淳の4人。この日2ストローク伸ばした藤田は、前日の17位タイから一気に浮上してきた。

今大会、注目のアマチュア石川遼は、1ストローク足りず予選落ちを喫したが、決勝ラウンドに進出した選手たちのベストアマ争いが展開されている。2日目を終えて2オーバー17位タイの池田勇太は、7オーバー25位タイに後退。代わって最上位に浮上したのは、石川遼の先輩・薗田俊輔。この日1オーバーで耐え、5オーバー14位タイに浮上している。

2007年 日本オープンゴルフ選手権競技



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