ディフェンディングチャンピオンの小田孔明が単独首位に浮上し、大会連覇に王手をかけた

三重県にある東建多度カントリークラブで開催されている国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」3日目、強い北風が吹きつけ体感温度も低くなり、決勝ラウンドに入りピン位置もシビアに。軒並みオーバーパーでのラウンドが続出する厳しい1日となった。

そんな中、この日ただ一人60台を叩き出したのは、ディフェンディングチャンピオンの小田孔明。5バーディ2ボギーの「68」で通算1アンダーへとスコアを伸ばし、「この風の中では完璧。早い時間のスタートで、最初の4，5ホールは風が無く、その中で伸ばせてラッキーだった」と笑顔を見せた。

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通算イーブンパーの単独2位に続くのは、丸山大輔。通算1オーバーの3位タイには、永野竜太郎、宮里聖志、清田太一郎、野上貴夫、J.チョイの5選手がつけている。

また、前日「65」と驚異的な巻き返しを見せて予選突破を果たした池田勇太は、この日は3バーディ4ボギーの「72」と一つスコアを落として通算4オーバーとしたものの、順位は26位タイへと浮上。「コンディションが厳しい中でバーディが獲れずにちょっと悔いが残るラウンド。明日は自分らしいゴルフをみせたい」と悔しそうに語った。

＜上位のスコア＞
1位 －1 小田孔明
2位 E 丸山大輔
3位T ＋1 永野竜太郎、宮里聖志、清田太一郎、野上貴夫、J.チョイ
8位T ＋2 岩田寛、宮本勝昌、倉本昌弘、細川和彦、D.スメイル、貞方章男、森田徹、原口鉄也、上田諭尉、キム・キョンテ