16番でバーディ、最終18番でもバーディを奪った富田が単独首位を守っている

兵庫県にある宝塚ゴルフ倶楽部で行われている国内男子ツアー第10戦「関西オープン」の2日目。昨日よりも湿度が上がり、蒸し暑さの増した天候にも関わらず、3,000人を超すギャラリーが訪れて熱戦を見守った。

2日目を終えて単独首位に立つのは、初日から首位を守った富田雅哉。スイング調整中だという富田は、「練習場では良いけど、コースに出ると駄目。コース内でも綺麗に打てればいいな、くらいの気持ちでやっているのが良いかも」と、気楽なプレーが好結果に繋がった。7番ではOB方向に飛んだ球が跳ね返って戻ってくるなど運にも味方され、2つスコアを伸ばして通算11アンダーでホールアウト。「今日は十分。満足です」と、納得の表情で振り返った。

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その富田を1打差で追うのは、この日「65」とスコアを伸ばした上井邦浩。7つのバーディを奪う快進撃にも「暑くてスコアは全く数えていなかった」と、無心のプレー。「今日は本能のままゴルフをしていた感じ」と、暑さを味方につけ一気に2位へと浮上した。

通算8アンダーの3位タイには、近藤共弘、平塚哲二、沖野克文、小田孔明の4人が続く。また、初日は105位タイと大きく出遅れた石川遼は、最終ホールでチップインイーグルを奪って通算イーブンパーでホールアウト。最後の1打で劇的な予選通過を決めている。