比嘉一貴は首位に1打差の3位で最終日に入る(Luke Walker／Getty Images)

◇欧州男子◇カズーオープンdeフランス 3日目（23日）◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7247yd（パー71）

9位から出た比嘉一貴が1イーグル、4バーディ、この日のベストスコア「65」をマークし、通算12アンダーの単独3位に浮上した。DPワールドツアー（欧州ツアー）初優勝に向けて、首位のジョーダン・スミス（イングランド）とイワン・ファーガソン（スコットランド）に1打差で最終日を迎える。

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6打差を追ってスタートした比嘉は、残り250ydの2打目をピン奥3.5mにつけた前半3番（パー5）でイーグルを先行。9番と14番のパー5でもバーディを重ね、3ホールあるパー5の攻略を好スコアにつなげた。

比嘉は昨季の日本ツアー賞金ランキング1位の資格により欧州ツアーの出場権を獲得。今季は15試合に出場して最高位は「ヒーローインディアンオープン」の4位。年間ポイントランキングは144位と来季シード（110位まで）の圏外にいる。

通算11アンダーの4位にヤニク・パウル（ドイツ）。通算9アンダーの5位に久常涼が続く。久常は3位スタートから3バーディ、1ボギーの「69」でプレー。首位に4打差の好位置につけ、欧州ツアー初タイトルに望みをつないだ。