ドイツにあるグートラーヘンホフGCで開催されている、欧州男子ツアー第38戦「メルセデスベンツ選手権」の最終日。ジェームス・キングストン（南アフリカ）がプレーオフでアンダース・ハンセン（デンマーク）今季初勝利を手にしている。

5位タイからスタートしたキングストン、18位タイからスタートしたハンセン。ともにスコアを通算13アンダーまで伸ばし、勝負はプレーオフに突入。今季すでに1勝を挙げ、最終日もベストスコアでラウンドしているハンセンに分があるかと思われたが、ここ4戦連続予選落ちを喫していたキングストンが勝利。今季初優勝を飾った。

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プレーオフを争った2人に続いたのは、一昨年の覇者ソレン・ハンセン（デンマーク）、サイモン・ダイソン（イングランド）、ピーター・ハンソン（スウェーデン）の実力者3人。いずれも優勝を狙えるポジションにつけていたが、もう一伸び足りず通算12アンダー。プレーオフに届かず3位タイでフィニッシュしている。

通算10アンダー、6位タイにはヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、アンソニー・ウォール（イングランド）の2人が並んだ。通算8アンダー、10位タイにはアレックス・チェイカ、12位タイにはマイケル・シーム、英雄ベルンハルト・ランガーは23位タイでフィニッシュ。最終日に地元ドイツ勢がいずれも順位を上げ、見せ場を作った。