欧州男子ツアー第23戦「BMW PGA選手権」が、イングランドにあるウェントワースクラブで開幕。 5アンダーでゴンサロ・フェルナンデスカスタノ（スペイン）、デビッド・ホージー、アンソニー・ウォール（ともにイングランド）の3人が首位に並ぶ混戦模様の初日となった。

昨年はプレーオフで決着した今大会。今年もその再現を予想させる幕開けとなった。フェルナンデスカスタノは終盤の16番まで4バーディ2ボギー。ラスト2ホールをバーディ、イーグルで締めくくり5アンダー。そこに並んでいるのは、タイトル奪還を目指す地元のホージーとウォールの2人。ともに6バーディ1ボギーでラウンドしたが、ホージーはラストを3連続バーディで締めくくっており、明日へつながる勢いを感じさせている。

＜＜　下に続く　＞＞

4アンダーで首位の3人を追っているのは、前回覇者のミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）にロス・フィッシャー、ベリー・レーン（ともにイングランド）、二クラス・ファス（スウェーデン）、チャール・シュワルツェル（南アフリカ）の5人と、こちらも混戦となっている。

3アンダー、9位タイにはポール・ケーシー（イングランド）、コリン・モンゴメリー（スコットランド）ら10人。わずか2ストロークの間に18人がひしめき、プレーヤーにとっては厳しい戦いとなっているが、大会そのものは大きな盛り上がりを見せている。昨年と同じスペイン勢とイングランド勢との戦いとなるのか？明日以降の展開に注目したい。