米アクシネット社の御曹司、P.ユーラインが欧州でツアー初勝利を手に （Mark Runnacles /Getty Images）

◇欧州男子◇マデイラアイランドオープン 最終日◇サント・デ・セラ（ポルトガル）◇6,826ヤード（パー72）

首位と1打差の2位タイから出たピーター・ユーライン（米国）が通算15アンダーと伸ばし、逆転でツアー初優勝を飾った。

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で2010年のUSアマチュアチャンピオンで米国アクシネット社のCEO、ウォルター・ユーラインを父に持つユーライン。この日スタートホールをボギーとしてしまうが、3番、4番ホールで連続バーディを奪って粘りを見せた。最終組でラウンドしたマーク・テューロ（チリ）は、4番でホールインワンを奪うなど両者一進一退を繰り広げるが、ユーラインが後半に4つのバーディを重ね、後続に2打差をつけてフィニッシュした。

「あのバックナインでの連続バーディはとても良かった。マークもモルテンも素晴らしいプレーをしていたから、その中で頂点に立てたのは本当に嬉しい。去年の今頃はとても苦戦していたので、自分がプロでプレーするなんて考えてもいなかった。ゴルフは本当に不思議で面白いスポーツ。この1年でたくさんのことを学んだ」と、初優勝の喜びを噛みしめた。

通算13アンダーの2位タイにテューロと、モルテン・オラム・マドセン（デンマーク）。通算12アンダーの単独4位にはクレイグ・リー（スコットランド）が続いた。