2日目に爆発したのはP.ユーライン。「64」で単独2位に急浮上（Mark Runnacles /Getty Images）

◇欧州男子◇マデイラアイランドオープン 2日目◇サント・デ・セラ（ポルトガル）◇6,826ヤード（パー72）

悪天候の影響で、日没サスペンデッドとなった大会2日目。首位と3打差の3位タイからスタートしたクレイグ・リーが「68」をマークして、通算9アンダーで暫定単独首位に立っている。リーはこの日は霧のため、約1時間20分ほどの中断を強いられた。しかしスコットランド出身のリーは、強風が吹いた朝のコンディションをも味方に付け、5バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし、ツアー初勝利に向けて大きく前進した。

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続く通算8アンダーの暫定2位タイには、米国アクシネット社CEOのウォルター・ユーライン氏の息子、ピーター・ユーライン（米国）が浮上した。ユーラインは12番までに1イーグル、8バーディと、10ストローク伸ばして一気にスコアボードを駆け上がったが、終盤の2つのボギーで一歩後退。マーク・トューロ（チリ）と並んで暫定2位タイで決勝ラウンドを迎える。通算7アンダーの暫定単独4位にはトーマス・レベ（フランス）が続いている。

初日首位に立ったロイド・ソルトマン（スコットランド）は「75」を叩いてスコアを落とし、通算5アンダーの暫定8位に順位を下げている。