7大会ぶりのタイトル奪還を狙う大陸ヨーロッパ選抜が好発進

◇欧州男子◇セベトロフィー by GOLF+ 初日◇サン・ノム・ラ・ブレテシュ（フランス）◇6,983ヤード（パー71）

“大陸ヨーロッパ選抜”と“英国・アイルランド選抜”のチーム戦で行われる今大会。それぞれのマッチで勝者に1ポイントが与えられ、ドローの場合は互いに0.5ポイントを獲得。4日間の合計ポイントで優勝チームが決定する。ダブルス・フォアボール形式で争われた初日、大陸ヨーロッパ選抜が3.5－1.5とリードした。

大陸ヨーロッパ選抜トーマス・ビヨーン（デンマーク）＆ミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）と、英国・アイルランド選抜ポール・ローリー＆ステファン・ギャラハー（ともにスコットランド）の第1組の対戦は、中盤からギャラハーが攻勢をかけ、3＆2で英国・アイルランド選抜がポイントを先取。

続く大陸ヨーロッパ選抜ミッコ・イロネン（フィンランド）＆トービヨン・オルセン（デンマーク）と、英国・アイルランド選抜トミー・フリートウッド＆クリス・ウッド（ともにイングランド）の対戦では、大陸ヨーロッパ選抜が1アップで応戦した。

第3試合の大陸ヨーロッパ選抜フランチェスコ・モリナリ＆マッテオ・マナッセロのイタリアコンビと、英国・アイルランド選抜ポール・ケーシー、サイモン・カーン（ともにイングランド）の対戦は両者譲らぬ一進一退の攻防で、オールスクエアとしポイントを分けた。

続く第4試合、大陸ヨーロッパ選抜ジュースト・ルイテン（オランダ）＆グレゴリー・ボーディ（フランス）と、英国・アイルランド選抜ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）＆デビッド・リン（イングランド）の対戦は2＆1、第5試合となった大陸ヨーロッパ選抜ニコラス・コルサーツ（ベルギー）＆ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ（スペイン）と、英国・アイルランド選抜マーク・ウォーレン＆スコット・ジェイミソン（ともにスコットランド）の対戦は5＆3で、いずれも大陸ヨーロッパ選抜がポイントを加算し、7大会ぶりのタイトル獲得に向けて好スタートを切った。