2003年の欧州ツアー第38戦『テレフォニカ・オープン・デ・マドリード』が10月23日（木）から10月26日（日）までの4日間、スペインのマドリードにあるクラブ・デ・キャンポで開催される。先週から始まったスペインシリーズ3連戦で、今シーズンの欧州ツアーは幕を閉じるため、今週を含め残り2試合となった。

昨年の大会は、デンマークのスティーン・ティニングが通算19アンダーをマーク。最終日に猛チャージをかけたブライアン・デービスやアンドリュー・コルタート、アダム・スコットを1打差でかわしツアー2勝目を飾った。

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今シーズンのティニングは、トップ10入りしたのが、自身の開幕戦となった「ダンヒル選手権」と2週間前に行われた「オランダオープン」の2試合だけ。しかし、オランダオープンでは4位に入り調子が上向きだ。初の連覇を達成できるか注目される。

そして今週も地元スペイン勢の活躍が期待される。先週はホセ・マリア・オラサバルが終盤まさかの失速。同じスペインのミハエル・アンヘル・ヒメネスに優勝が転がり込んだ。今週も2人は揃って出場。さらに、先週はエントリーしていなかったセルヒオ・ガルシアも出場を予定している。

次週最終戦に向けその他の強豪選手も名を連ねている。今シーズン復活優勝を果たしたリー・ウェストウッドやニック・ファルドなど、最終戦を前に誰が勢いをつけるかにも注目したい。

【主な出場予定選手】
M.A.ヒメネス、J.M.オラサバル、S.ガルシア、N.ファルド、L.ウェストウッド