賞金王を決めているロリ－・マキロイが最終戦も制した（Ross Kinnaird/Getty Images）

◇欧州男子◇DPワールド ツアー選手権 ドバイ 最終日◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ (UAE)◇7,675ヤード（パー72）

欧州ツアー最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」の最終日。世界ランキング1位のロリー・マキロイ（北アイルランド）と、同ランキング2位のルーク・ドナルド（イングランド）が、2サムで最終組を回るということもあり、ツアー最終戦に相応しい最大級の盛り上がりをみせた。

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この頂上決戦を制したのはマキロイ。前日に続き1番でボギーを叩くなど、前半は流れに乗ることができず苦しい展開だったが、14番から圧巻の5連続バーディを奪い通算23アンダーで最終戦を制した。この勝利でマキロイは「全米プロゴルフ選手権」以来の今季2勝目をマーク、欧州＆米国ツアーのダブル賞金王に華を添えた。

2位に大躍進したのは、ジャスティン・ローズ（イングランド）。フェアウェイキープ率100パーセントと、完璧なティショットを放ちバーディを量産。1イーグル、8バーディのラウンドでコースレコードとなる「62」をマークし、通算21アンダーでフィニッシュした。

一方、初日からノーボギーの安定したゴルフでトップを死守していたドナルドだったが、3ホール目で痛恨のボギーを叩き、日本ツアー「ダンロップフェニックス」に続く2週連続勝利が遠のいた。その後もスコアを1つ伸ばすだけに留まり、通算18アンダーの3位タイで競技を終えた。