イングランド、サーレイ、ウェントワースクラブで行われている、欧州男子ツアー第21戦「BMW選手権」の3日目。首位には、予選ラウンドをトップで通過したピーター・へドブロム（スウェーデン）と、アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）の2人が通算10アンダーで並んだ。

決勝ラウンドに入って混戦の模様を呈してきた。へドブロムがこの日1オーバーと伸び悩む中、他の選手達がスコアを上げて上位へと進出。4打差以内に8人がひしめく展開となった。

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なかでも注目なのが、カブレラと地元イングランドのデビッド・ハウエル。2人ともこの日スコア「66」を出すなど、シェアなプレーを見せている。首位に並んだカブレラに、通算8アンダーで2位タイに付けているハウエルが最終日どこまで食い下がれるか。

さらに、同じく8アンダーで2位に並ぶポール・マギンリ－（アイルランド）も粘りを見せているし、もちろんヘドブロムも、このままズルズルと後退することはないはず。彼らのプレーにも期待したい。

その他、強豪のレティーフ・グーセン（南アフリカ）が4アンダーの9位タイと、まだまだ逆転優勝の可能性を残している。勝ち方を知っているプレーヤーだけに侮れない存在だ。