絶対的本命が不在の中、プロNo.1の栄誉を手にするのは!?
2008/08/05 12:15
米国ミシガン州にあるオークランドヒルズCCで8月7日(木)から4日間に渡り、海外男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が開催される。世界中のツアーで活躍するプレーヤー、ランキング上位に名を連ねる強豪が一同に集い、プロNo.1の栄誉を巡りハイレベルな戦いが展開される。
昨年大会は、2007年のメジャー戦を無冠で迎えていたタイガー・ウッズが2打差で逃げ切り、今大会4度目の勝利を達成。その大きな存在感と強さを、改めて証明して見せた。大会3連覇がかかっていたタイガーだが、今年は膝の手術を受けたために欠場。「全英オープン」に続き、絶対的な本命が不在の中で行われる。
変わって優勝争いの中心となるのが、ワールドランキング上位の強豪勢。2005年大会の覇者フィル・ミケルソン、メジャー2連勝に挑むパドレイグ・ハリントン(アイルランド)を始め、アーニー・エルス、レティーフ・グーセン、トレバー・イメルマンの南アフリカ勢。さらにはジム・フューリックやスチュワート・シンクら米国勢のプレーにも注目だ。
また、日本勢は、今田竜二、谷口徹、藤田寛之の3人が出場を予定。片山晋呉は背中痛のため、残念ながら欠場を表明している。昨年は今田と谷口が予選落ち、片山の50位タイが最高位という結果に終わっているだけに、今年こそ日本勢の奮起を期待したい。