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石川遼

遼、360球打ち込み明日の初日に挑む!

米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」に出場する石川遼は、大会前日に最後の調整を行った。先週は「トランジションズ選手権」に出場したが、予選落ちに終わり、今回の会場となるベイヒルGC&ロッジには日曜日に入り、練習を開始。

月曜日はインコースを9ホール、そして火曜日には1番から18ホールを練習したが、大会前日の水曜日はプロアマ戦が行われ、出場しない選手への練習ラウンドが不可能なため、石川は止む無くドライビングレンジとパッティンググリーンのみの使用となったのだ。

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「昨日も話ましたが、やはり試合の前日にラウンドできないのは残念です。でも今日は360球打ちましたし、特にアイアンは300球程度打ち込んで調子が良いです」と、ラウンド出来ないもどかしさをレンジでの打ち込みで晴らした。この日は9時20分から2時間打ち込みを行い、その後はパッティンググリーンに向かった。

ボールを10数個並べて、4mのパッティングを距離感を確かめるような練習を行い、その後はスライスラインの練習を繰り返した。「自分はスライスラインだと、左に引っ張る癖があるので、狙ったラインに真っ直ぐ打ち出す練習をしました」。この癖については、一昨年から矯正しようと試みる石川だが、無意識のうちに出てしまうようだ。

コースでの一通りの練習を終えた石川は「今週は4日間戦いたいので、まずは予選の2日間を大事に戦いたい」と話し、12時30分にはコースから引き上げた。2月の米ツアー遠征、そして先週までは父親が同行していなかったが、この後、合流する予定となっている。コーチとしても信頼する父親が来ることで、石川のゴルフがどのように変化するか楽しみだ。

2010年 アーノルド・パーマーインビテーショナル



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