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石川遼

遼「にら」のようなラフで2オーバーに後退!

国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の2日目を、首位と2打差の2アンダー10位タイで迎えた石川遼。7時31分という早い時間のスタートとなったが、石川のプレーを見ようと多くのギャラリーが10番ティグラウンドを取り囲んだ。

11番で左ラフからの2打目がグリーンをオーバーし、下り4mからパーパットを外し2日連続でボギーが先行してしまった。続く12番パー3は上り5mのスライスラインを完璧に読みバーディを奪ったが、13番パー5でもティショットが左サイドのラフに行きボギーを叩いてしまった。

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この日、ティショットが初日も増してラフに捕まる石川は、17番は右、18番は左と左右に曲げ連続ボギーを叩き、前半に3ストローク落とし1オーバーまで後退してしまった。前半に石川がフェアウェイを捉えたのは14番と15番の2回だけ。15番は初日に3番アイアンでバンカーに入れながらバーディを奪ったが「今日はピン位置が奥だったので、ラフでも対応できると判断しました」とドライバーを使用した。

残念ながらバーディは奪えなかったが、カップイン後に2打目地点に戻り自分で削り取ったターフを戻した。そのとき、めくれたターフがバラバラになっていたため足で寄せたが思わず力が入り余分な土までめくってしまった。「やりすぎちゃった!」と、照れくさそうに次のティグラウンドに向かった。

後半に入り距離の短い2番でティショットをグリーン手前40ヤードのラフまで運びピン手目1.5mからバーディを奪ったが、続く3番パー3ではダブルボギーを叩いてしまった。ティショットがグリーン手前の深いラフに捕まり、2打目は1メートルしか前に進まなかった。

「あれは何なんですか?にらのような芝が、あの周辺だけ生えていました。普通の芝よりも太くて、長くて濃い緑色で粘っこいんです」。そのにらのような芝に苦戦した石川は、3打目もグリーンに乗せるだけで、5m残したボギーパットも外してしまった。

ダブルボギーを打った直後の4番は豪快なティショットでフェアウェイセンターをキープすると、2打目でピンの横60センチにつけてバーディを奪った。その後はティショットを曲げながらも3ホールでパーセーブを繰り返したが、8番ではティショットが右の林に入れてしまいボギー。2日目は4ストローク落とし、通算2オーバーの38位タイに後退してしまった。

「2日間終わって2オーバーならスコアは悪くないと思います。決勝ラウンド2日間でスコアを伸ばせばまだ(優勝の)チャンスはあると思います。ショットもパットも昨日よりも感触は良いです」と前向きにコメントする石川。

しかし、海外から帰国して直後の試合ということで「昨日は8時30分に寝て、今日は4時30分に起きたのですが、寝たりないですね。時差ぼけとか、身体が疲れているとか思ったら、もっと悪いスコアをなっていたと思う。ただ、ラウンド中に疲れを感じるのが少し早くなりました。後半に入ってからはストレッチをしたり、素振りを多くして注意しています」体力的な疲れがあると正直に話す。ラウンド後の石川は、軽めの調整をして明日からのラウンドに備え早めにコースを後にした。

2009年 日本オープンゴルフ選手権競技



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