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石川遼

遼、ヘーゼルティンとは対極の宝塚へ挑む

「全米プロゴルフ選手権」で4日間を戦い抜き、昨日帰国した石川遼。一旦、埼玉にある自宅に戻り、この日の昼過ぎに車で兵庫県の宝塚ゴルフ倶楽部に到着した。疲れも見せずにすぐに練習場に直行した石川は、13時過ぎからイン9ホールの練習ラウンドを行った。

メジャー史上最長を誇った7,674ヤードのヘーゼルティンナショナルから、パー71とはいえ約1,000ヤードも短い6,682ヤードの宝塚ゴルフ倶楽部へ。北海道、アメリカと洋芝が続いたが、久しぶりの野芝のラフも懐かしい。先週とは全く性格の異なるコースを石川は確かめるようにラウンドした。

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「ドライバーをフェアウェイに打っておけばいいというようなコースじゃない。ドライバーも点で狙っていかないと。フェアウェイに小さいグリーンがあるつもりで打たないといけない」と石川。フェアウェイが絞られ、左右にOBが迫り、ラフは深い。ラフからでは小さなグリーンに止めることは難しく、飛距離よりも正確なティショットが要求される。

アメリカのラフは粘っこく、入れてしまうと次のショットの飛距離は落ちたが、ここのラフは逆にフライヤーを計算する必要がある。「フェアウェイから3Iで打つところが、ラフからだと5Iでピンの奥にいってしまう。ラフに入ったときの対応が重要になってくる」と石川は警戒した。

ディフェンディングチャンピオンとして、連覇の期待の掛かる石川だが、「4日間で2桁は行かないと思う」と優勝スコアを予想する。「初日の1番から72ホール、一打も気を抜かずにプレーしたい」と意気込みを語った。

石川が日々の目標としている1日4バーディも、現実のものとなりつつある。現時点でのバーディ率は3.97でツアー2位。「4.00以上を目指して、年間で4を上回ったら考えられないくらい凄いことだと思う」と石川。至る所に罠が潜むこのコースでも、果敢にバーディを狙っていくゴルフを貫くつもりだ。

2009年 関西オープンゴルフ選手権競技



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