有村智恵

先週は今季2度目の予選落ちに終わった有村智恵が、「ニチレイレディス」初日に2バーディ、2ボギーのイーブンパーでラウンドし、39位タイにつけた。首位が6アンダーとスコアを伸ばし、全体的にもバーディ合戦の中で満足な結果ではないが、「先週に比べればよくなってきた」と自らを納得させる。

2番でバーディを先行させた有村だが、3番は2打目をグリーン右奥に外して寄らず入らずのボギー。6番パー3ではピン奥5mに1オンさせるが、バーディパットが1.5mオーバーして返しを外す3パットでのボギーとなった。その後8番でバーディを奪ったが、9番以降は全てパープレー。

＜＜　下に続く　＞＞

「結構チャンスにつけていたんですけど、決められなかった。何かきっかけをつかめれば・・・。そこまで気持ちをしっかり持っていきたい。今は試行錯誤をしていて、とにかく気持ち良くゴルフが出来ればいいなと思います」。

有村のテーマでもある“気持ち良く”だが、この日も18ホールで32パット（出場108人中99位）とパッティングが決まらずフラストレーションの溜まるラウンドになってしまった。ショットに関しては、前日のプロアマ戦では2、3回右に曲がるティショットを放っていたが、この日は安定していた。「内容は良くなってきているし、かみ合えばもっと良いゴルフができるようになる」と、2日目の出来を願うばかりだ。（千葉県千葉市／本橋英治）