2位タイに浮上して決勝ラウンドを迎える有村智恵。応援団も今季初勝利を願っています！

「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」2日目を8位タイで迎えた有村智恵は、ショット、パットともに好調。「淡々と、プレッシャーも無く戦うことができた」とピンチらしいピンチを迎えることなく、5個のバーディを重ねる。通算7アンダーの2位タイと首位に2打差に詰め寄り、今季初勝利に大きく前進した。

初日を終えてパットの距離感を課題にしていた有村は、昨日のホールアウト後、およそ2時間に渡り練習グリーンで調整。今週替えたばかりのパターも体に馴染み、「距離感が出しやすくなって、不安はなくなりました」と迷いを払拭した。

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一時期は“量よりも質”という考えに改め、効率の良い練習を求めていた有村。しかし、「パットの打ち方を変えたりもしたけど良くならなかった。やっぱり練習しかない。練習に妥協をすると、自分を信じられる回数が少なくなってしまう」と思い直し、先週の土曜日からは練習に多くの時間を費やすスタイルに戻した。痛めていた腰も完治し、「妥協のない練習ができている」と言葉に確信を込める。

今週優勝すれば賞金ランキング5位以上が確定し、「全英リコー女子オープン」への自力出場が決まる。「できれば出場したいけど、今は全英のことよりも、とにかく優勝したい。今は優勝争いに絡めていないので、明日も上に行って優勝争いを楽しみたい」と、なかなか手に届かない今季初勝利を渇望していた。