ショットの精度は戻らず、12位タイに後退して3日間を終えた有村智恵

通算7アンダーの7位タイで迎えた、有村智恵の「ミズノクラシック」最終日。2日目はコスリ気味に当たってしまうショットの不調に陥り、上位で続くバーディ合戦に乗り遅れてしまった。この日も「ショットが良くなくて、きついラウンドだった」と4バーディ、2ボギー。通算9アンダーの12位タイに順位を下げ、3日間の戦いを終えた。

その中でも、「少しでもスコアを伸ばせたことは良かった。今日の内容から言えば、けっこう頑張ったと思う」と一定の評価。「最終日に伸ばすゴルフは、私の中で課題として持っているもの。今日は大きく伸ばせなくて残念だったけど、精一杯やった」と振り返った。

昨日、ショットの不調の原因について「身体のバランスや状態の変化」の可能性を口にしていた有村。この日、「1球に集中しているからだと思うけど、最近は試合が終わるたびに疲労を感じます。身体と相談しながら、練習をしていきたい」と、疲労の蓄積を認める。「残り3試合を、良い結果で残せるように体を維持していきたいですね」。まずはフィジカルケアが、復調への最優先課題となりそうだ。