少ないチャンスをものにし、首位に5打差ながら単独2位に浮上した有村智恵

「日本女子オープン」2日目を終え、4位タイスタートの有村智恵が3バーディ、1ボギーの「70」をマーク。首位と5打差の単独2位に浮上し、残り2日間の決勝ラウンドを迎える。

この日はドライバーの安定性に欠け、フェアウェイを外す場面も多く見られた。「必死にパーセーブしながらのプレーだった」と耐えるプレーを強いられたものの、アイアンショットは相変わらず好調。3バーディはいずれもパー5で奪うなど、3打目で確実にピンに寄せ、少ないチャンスをものにした。

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首位とは5打差と離されてはいるが、上にいるのは独走状態の宮里美香ひとり。宮里次第では、再び混戦となる可能性もあるだろう。「このコースは伸ばしたいと思っても伸ばせないし、守ろうと思っても守れない。まだ2日間残っているし、とにかく1打に集中していきたい」と、決勝ラウンドでの心構えを掲げる。

昨日はパー3、この日はパー5でバーディを稼いだ有村。バーディ量産を予感させるアイアンの切れを見せているだけに、明日以降にも期待が持てそうだ。