ウェストウッドが鮮やかな逆転劇!片岡と市原が16位タイ
2014/12/14 18:44
◇アジアンツアー◇タイランドゴルフ選手権 最終日◇アマタスプリングCC(タイ)◇パー72
バンコク郊外にあるアマタスプリングCCで行われたアジアンツアー「タイランドゴルフ選手権」最終日、3つどもえの混戦となった優勝争いを制したのは、この日「67」をマークして通算8アンダーでホールアウトしたリー・ウェストウッド(イングランド)。2位を1打差で振り切って、2011年以来となる大会2勝目を飾った。
最後は粘り勝ちだった。首位に3人が並んだ終盤戦。最終組で回るマルティン・カイマー(ドイツ)が17番で3パットのボギーとし、マーカス・フレイザー(オーストラリア)は18番でアプローチを寄せきれずに痛恨のボギーフィニッシュ。1組前で回っていたウェストウッドが、クラブハウスのテレビ前で勝利を決めた。
通算5アンダーの4位にトミー・フリートウッド(イングランド)が続き、通算4アンダー5位にスコット・ヘンド(オーストラリア)。通算3アンダーの6位に地元タイのトンチャイ・ジェイディーと、ジョナサン・ムーア、アニルバン・ラヒリ(インド)の3選手が続いた。
日本勢は片岡大育と市原弘大が通算1オーバーの16位タイで最上位。岩田寛と川村昌弘が通算3オーバーの22位タイ、片山晋呉は通算5オーバー29位、賞金王・小田孔明は通算9オーバー50位タイ、塚田好宣は通算12オーバー65位タイで4日間の戦いを終えた。
この結果、アジアンツアーの今季賞金ランキングでは、首位を走るデビッド・リプスキーにラヒリが追いつけないこととなり、次週の最終戦を待たず、リプスキーの賞金王戴冠が決まった。
また、今大会でフレイザー、ヘンド、ムーア、ラヒリの4選手が「全英オープン」出場を決めた。