GOLF DIGEST ONLINE ゴルフダイジェスト・オンライン
ニュース

米国男子の最新ゴルフニュースをお届け

全米プロゴルフ選手権
期間:08/13~08/16  場所: ウィスリングストレイツ(ウィスコンシン州)

岩田寛が“63クラブ”に入会

8番ではバンカーからチップインバーディを決めた

「全米プロゴルフ選手権」2日目、岩田寛がメジャー最少タイの「63」を記録し、金曜のウィスリングストレイツで歴史の1ページにその名を記した。

日本の岩田は、4大メジャーで「63」を記録した25人目の選手となった。これまでフィジーのビジェイ・シンと豪州のグレッグ・ノーマンだけが、メジャーで2度の「63」を記録している。

岩田が記録したことにより27回目となったメジャーでの「63」のうち、13回が全米プロゴルフ選手権で達成されたことになった。近年では、スティーブ・ストリッカージェイソン・ダフナーがそれぞれ2011年と13年の全米プロで達成している。

34歳の岩田は1番でバーディ発進を決めると、4番と8番でもバーディを奪い、9番でこの日唯一のボギーをたたいて後半へと折り返した。

岩田は10番をパーとすると、その後の7ホールを5バーディ、1イーグルで回り、史上初の「62」が狙える位置で18番を迎えた。

その18番ではティショットこそフェアウェイ右側をとらえたが、2打目を深いラフへ打ち込んでしまい、その時点で岩田の表情はボギーを覚悟しているように見えた。

しかしながら、息をのむ絶妙のピッチショットでピンそば1.2メートルに寄せ、“63クラブ”の一員となることを果たした。

「バックナインでは、13番を終えたところで『27』を狙おうと考えていました」と岩田。「昨日と今日とではコースコンディションが全く違っていましたね。昨日は風がとても強く、グリーンが硬かったのでウェッジでもボールを止めることができませんでした」。

「昨日はバーディチャンスを一度しか決めることができませんでしたね」

そして、こう加えた。「こういうメディアセンターの映像はテレビで見てきましたが、ここでインタビューされるのは光栄ですね。ただ、ここへ来たときは、もっと多くの人やもっと多くのメディアが来ると思っていましたけどね」。

ジョージ・クッツェーも18番でバーディを奪えばクラブ入会がかなうところだったが、最終ホールをボギーとしてしまい、ヘンリック・ステンソンは15番を終えた時点でこの日のスコアを8アンダーとしていたものの、上がり3ホールで2つスコアを落とした。

ザ・63クラブ

■ 全米プロゴルフ選手権での達成者

ブルース・クランプトン 1975年 (ファイヤーストーン) 第2ラウンド (7アンダー)
レイモンド・フロイド 1982年 (サザンヒルズ) 第1ラウンド (7アンダー)
ゲーリー・プレーヤー 1984年 (ショールクリーク) 第2ラウンド (9アンダー)
ビジェイ・シン 1993年 (インバネス) 第2ラウンド (8アンダー)
マイケル・ブラッドリー 1995年 (リビエラ) 第1ラウンド (8アンダー)
ブラッド・ファクソン 1995年 (リビエラ) 最終ラウンド (8アンダー)
ホセ・マリア・オラサバル 2000年 (バルハラ) 第3ラウンド (9アンダー)
マーク・オメーラ 2001年 (アトランタAC) 第2ラウンド (7アンダー)
トーマス・ビヨーン 2005年 (バルタスロール) 第3ラウンド (7アンダー)
タイガー・ウッズ 2007年 (サザンヒルズ) 第2ラウンド (7アンダー)
スティーブ・ストリッカー 2011年 (アトランタアスレチック) 第1ラウンド (7アンダー)
ジェイソン・ダフナー 2013年 (オークヒル) 第2ラウンド (7アンダー)
岩田寛2015年 (ウィスリングストレイツ) 第2ラウンド (9アンダー)

■ マスターズでの達成者

ニック・プライス 1986年 第3ラウンド (9アンダー)
グレッグ・ノーマン 1996年 第1ラウンド (9アンダー)

■ 全米オープンでの達成者

ジョニー・ミラー 1973年 (オークモント) 最終ラウンド (8アンダー)
ジャック・ニクラス 1980年 (バルタスロール) 第1ラウンド (7アンダー)
トム・ワイスコフ 1980年 (バルタスロール) 第1ラウンド (7アンダー)
ビジェイ・シン 2003年 (オリンピアフィールズ) 第2ラウンド (7アンダー)

■ 全英オープンでの達成者

マーク・ヘイズ 1977年 (ターンベリー) 第2ラウンド (7アンダー)
青木功 1980年 (ミュアフィールド) 第3ラウンド (8アンダー)
グレッグ・ノーマン 1986年 (ターンベリー) 第2ラウンド (7アンダー)
ポール・ブロードハースト 1990年 (セントアンドリュース) 第3ラウンド (9アンダー)
ジョディー・マッド 1991年 (ロイヤルバークデール) 最終ラウンド (7アンダー)
ニック・ファルド 1993年 (ロイヤルセントジョージズ) 最終ラウンド (7アンダー)
ペイン・スチュアート 1993年 (ロイヤルセントジョージズ) 最終ラウンド (7アンダー)
ロリー・マキロイ 2010年 (セントアンドリュース) 第1ラウンド (9アンダー)


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」どんなプロにも、素晴らしいプレーを生み出すクラブセッティングが隠されている。クラブ研究こそ上達の近道か!?