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DPワールド ツアー選手権 ドバイ
期間:11/19~11/22  場所: ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)

マキロイがドバイでダブル制覇を達成

1打差でアンディ・サリバンをかわして「DPワールドツアー選手権」を制したロリー・マキロイが3度目の「レース・トゥ・ドバイ」制覇を成し遂げた。

北アイルランド出身のマキロイは、ここでの勝利がアースコースでの2度目の戴冠を意味するだけでなく、2年連続でのヨーロピアンツアー制覇をもたらすという状況でジュメイラ・ゴルフエステーツへと乗り込んだ。

ヨーロピアンツアーのシーズン最後の午後は劇的な展開となり、マキロイはサリバンと抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げるなか、「レース・トゥ・ドバイ」のタイトルを競い合うダニー・ウィレットの追撃もあり、完全に自分がコントロールする状況でゴルフができたわけではなかった。

しかし、2012年の大会王者は11番からの5ホールで4つのバーディを奪って波に乗ると、池に捕まった17番でのボギーも彼の進撃の妨げとなることはなく、最終日を「66」でラウンドし、通算21アンダーとしてサリバンに1打差をつけて勝利した。

「この勝利は大きいよ。週末は凄く良いプレーをしなければならなかったね。ドバイは僕にとって甘美な場所だね」とマキロイ。

シーズン開幕戦の「ネッドバンクゴルフチャレンジ」を制したウィレットは、14週間にわたり「レース・トゥ・ドバイ」でトップの座を堅持するも、その後はマキロイが首位に立ち、結局今季ランキングで首位に立ったのはこの2人のみとなった。

イングランド出身のウィレットは上がり3ホールで2つのボギーを叩いて通算13アンダーの4位タイで大会を終え、単独3位には最終日を「67」でラウンドして通算15アンダーとしたブランデン・グレースが入った。

これによりグレースは「レース・トゥ・ドバイ」で、マキロイとウィレットに次ぐ3位に入り、今大会を2位で終えたサリバンはトップ15入りを果たしてボーナスプールの分配を手にすることとなった。

「南アフリカオープン選手権」、「ヨハネスブルグオープン」、そして「ポルトガルマスターズ」に続くシーズン4勝目を狙ったサリバンだったが、最終日は「68」として、マキロイに一歩及ばなかった。

サー・ヘンリー・コットン年間最優秀新人賞候補のアン・ビョンフンマシュー・フィッツパトリックは共に通算13アンダーとし、ウィレット、エミリアーノ・グリージョ、フランチェスコ・モリナリ、そしてチャール・シュワルツェルと並ぶ4位タイで大会を終えた。

フィッツパトリックはこの成績により、今季10度目のトップ10入りを果たすと共に、「BMW PGA選手権」王者のアンと揃って「レース・トゥ・ドバイ」でトップ15入りを果たすこととなった。

序盤、ウィレットはスタートの1番で下り1.8メートルの痺れるパーパットを決めると、続く2番でこの日初めてバーディを奪った。

最終組が1番ティに立つと、サリバンは、ヨーロピアンツアーで41年間スターターを務め、この大会を持って引退の花道を飾るアイボール・ロブソンが最後に名前を読み上げる選手となる栄誉に授かった。

最終組の2人は共に1番でバーディチャンスを迎えるも、それをものにしたのは2.4メートルの速いラインのパットをねじ込んだサリバンのみで、彼は早い段階でリードを2打差に広げた。

2番では、サリバンがバンカーに捕まりながらも3.6メートルのバーディパットを決めたのに対し、マキロイは3打目をグリーン左に乗せてバーディを奪って応戦した。

ウィレットは5番でバーディを奪ってマキロイにプレッシャーをかけると、26歳のマキロイが4番で3パットのボギーを叩いたため、両者の差は僅か2打差となった。

マキロイは5番でバーディを奪うバウンスバックで見事に応戦するも、サリバンも3メートルのバーディをパット決めて通算19アンダーとしたため、最終組の2人の差は3ストロークのまま縮まらなかった。

優勝争いをする最終組の2人は共に6番をバーディとするも、ウィレットもパー5の7番でバーディを奪って食い下がり、通算14アンダーの単独3位に浮上した。

マキロイはイーグルパットを僅かにショートした7番で3ホール連続となるバーディを奪い、同ホールでトラブルに陥りながらもパーをセーブしたサリバンとの差を2打に縮めた。

続く8番では、サリバンがティショットをバンカーに打ち込み、2打目をグリーン手前のラフに入れて今週3度目のボギーを叩いたのに対し、マキロイはパーとしたため、両者の差は1ストロークとなった。

サリバンは9番で3ホール連続してティショットからのバンカートラブルに陥り、2打目がバンカーの顎に当たり、3打目でグリーンをオーバーしたため、マキロイに逆転のチャンスが生まれた。

しかし、28歳のサリバンは見事なチップインでパーをセーブし、マキロイとの1打差を保つことに成功した。一方、ウィレットは10番でバーディを奪い、マキロイとの差を3打差に縮めた。

しかし、この状況は続かず、最終組の2人が揃って11番をバーディとすると、12番ではマキロイが6メートルのバーディパットをねじ込んで通算20アンダーとし、首位のサリバンを捉えた。

ウィレットはパー5の14番で短いバーディパットを外し、このホールを3パットのパーとしたことで勝機を逸し、同じ14番でマキロイがチップショットをピン側60センチに寄せてバーディを奪ったことで、欧州王者を巡る争いは大勢が決した。

マキロイはこのバーディにより、サリバンが2打目をグリーン奥に外して14番をパーとしたこともあって、この日初めて単独首位へと抜け出した。

メジャー4勝のマキロイは一気にトップギアに入ったと見え、15番では2打目をピン側1.8メートルに寄せ、11番からの5ホールで4つ目のバーディを奪い、サリバンとの差を2ストロークに広げた。

マキロイはティショットをミスした17番で池に捕まるも、長いボギーパットを決めてダメージを最小限に抑え、最終ホールを危なげなくパーで切り抜け優勝を手にした。

グレースは7バーディ、2ボギーの「67」で最終日をラウンドし、一方で最終日を「68」で回ったモリナリはパー3の6番で170ヤードを直接ねじ込み、今季ヨーロピアンツアーで生まれたホールインワンの回数を46に伸ばした。

フィッツパトリックは最終日を「70」として同胞のウィレットに並び、同じく4位タイのアンとグリージョは「71」、シュワルツェルは「69」でそれぞれ最終日をラウンドした。

セーレン・ケルドセンは通算12アンダーの10位タイで大会を終えて「レース・トゥ・ドバイ」のトップ15入りを果たし、メジャー2勝のマルティン・カイマー、そして今季出場したヨーロピアンツアーの大会では何れもトップ30入りを果たしているパトリック・リードもマキロイから9打後方の通算12アンダーで大会を終えている。

ジャスティン・ローズは「レース・トゥ・ドバイ」を4位で終え、その後はシェーン・ローリールイ・ウーストハイゼン、アン、サリバンという順位になった。

年間トップ10残りの2枠には9位にベルント・ウィスベルガー、10位にトンチャイ・ジェイディーが入り、「トルコ航空オープン」を制したビクトル・デュビッソンが11位でシーズンを終え、その他ボーナスプールが分配されるトップ15には順に、フィッツパトリック、キラデク・アフィバーンラト、「BMWマスターズ」王者のクリストファー・ブロバーグ、そしてソレン・ケルドセンが入った。


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