最終ホールで2mのパーパットを決めて優勝を果たしたイム・ウナ

宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフ」の最終日。4アンダー単独首位でスタートした北田瑠衣が、3番でトリプルボギーを叩き、優勝争いから脱落。今週も韓国勢による優勝争いが展開された。

中盤はイム・ウナ、イ・ナリがスコアを伸ばし、パク・インビが追いかける展開。そして終盤のそれぞれがボギーを叩き、最終18番パー5で2mのパーパットを沈めたウナが、通算5アンダーで今季初優勝を飾った。

＜＜　下に続く　＞＞

1打差の4アンダー2位にはナリとインビの2人。そして通算2アンダーの4位タイに上田桃子と北田瑠衣が並んだ。3日間ピン位置が難しかったこともあり、アンダーパーはこの5人。通算1オーバーの6位タイに宮里美香、大山志保、イエ・リーイン（中国）の3人となった。

大会連覇を狙った有村智恵は、後半にダブルボギーを2つ叩くなどスコアを崩し、通算3オーバーの16位タイ。予選をぎりぎりで通過した横峯さくらは、この日も2ストローク落として通算8オーバーの42位タイ。

2日目に17番でトリプルボギーを叩いたヤニ・ツェン（台湾）は、この日も17番でダブルボギーを叩くなどスコアを伸ばせず通算2オーバーの9位タイ。米ツアーで賞金ランキング首位に立っている申智愛は、通算4オーバーの24位タイで終了している。