お気に入りの「オレンジ色」をまとった宮里美香。今季は最終日にオレンジを着用する予定だという

米国女子ツアーを主戦場としている宮里美香が、株式会社デサントのブランド「マンシングウェア」を着用して2014年までの3年間を戦うことになった。お気に入りのオレンジ色のシャツで会見場に現れた宮里は「ゴルフウェアとして歴史あるブランドで、機能性にも優れているという印象を以前から持っていました。かわいいペンギンキャラクターと、綺麗な色使いの元気なイメージのウェアを着て、さらに活躍したいと思います」と話した。

米ツアー挑戦4年目を迎える宮里は「昨年はメジャーではまずまずの成績を出すことができたが、目標としていた優勝を果たすことができなかった」と昨年を振り返り、今季の目標を「世界一を目指します」と高らかに語った。

＜＜　下に続く　＞＞

会見場では1球だけデモンストレーションも行った宮里美香

宮里の言う世界一とは、米ツアーの賞金ランキングで1位になること。そして世界ランキングでも1位に立つことだ。現在世界ランキングで首位に立っているヤニ・ツェン（台湾）とは、ジュニア時代から共に戦ってきた仲で、常にヤニの存在を意識しながらツアーで戦っている。

宮里は今季も日本ツアーに数試合出場する予定を立てているが、国内メジャーの他は未定だと言う。そして、昨シーズンは東日本大震災への義援金活動を実施していたが、今季も「寄付という形がベストなのか、じっくりと考えたい。もっと内容の濃いことはできないか考えます」と、サポートは引き続き行うつもりだ。