2位タイで決勝ラウンドを迎える丸山茂樹は息子にラウンド報告を行う

「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」で初日が7位タイ、そして2日目にスコアを5つ伸ばして通算8アンダーの2位タイに浮上した丸山茂樹。ラウンド後に時計を見つめると「やばい、もう寝ちゃったかな・・・」と心配そうな表情を浮かべる。

丸山は毎日、ラウンドを終えると米国ロサンゼルスに住む息子の奨王くんに電話を入れているという。「昨日はもう少し早かったから起きてたんですよね。僕のスコアをネット（インターネット）でチェックしていて、『今日はどんなところが良かったの？』なんて聞いてくるんですよ」と嬉しそうに話す。

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「僕のスタート時間が遅い時には、スタート前にかけるときもありますね。向こうでは、ゴルフの朝練があるときには5時、6時に起きているので、その時間に合わせたり。今日は16番のボギーを確認して寝てたら可愛そうだなぁ。ボギーで寝ちゃったら良い夢を見れないよね。その前に寝てくれていたら、起きたときに、17番、18番の連続バーディで喜んでくれるのにな・・・」。息子との会話を空想しながらニヤける。

丸山の独り言のような会見が終わると、携帯電話を取り出し、ウロウロ歩きだす丸山。2、3分してトイレから出てきた丸山は「起きてた！」と満面の笑み。遠く米国で応援する息子のためにも、残り2日間もお父さんは頑張る。（兵庫県加東市／本橋英治）